猫の闘病日記

猫の闘病日記その7:とうふとのお別れ

カズ
カズ
どうもカズです! 白猫のとうふと一緒に名古屋から上京してきた社会人5年目のサラリーマンです!

2021年4月転職で名古屋から東京に引っ越して、

とうふは環境の変化と持病で体調を一度崩しましたが、奇跡的に復活。

そして、あれから1年4か月経った2022年8月18日11時頃

とうふが旅立ちました。

とうふが旅立った日は大泣きして、

飼い主のメンタルが壊れかけましたが、

なんとか復活しました!

だいぶ気持ちが落ち着いてきたので、

とうふとの暮らしは、

どんな生活だったのか詳しくお伝えできればと思います。

・これから猫を飼う方

・ペットに掛かるお金を知りたい方

・老猫の飼い方を知りたい方

など猫を飼いたい方や既に飼っている方に

とても役に立つと思います!

とうふとの出会い

とうふとの出会いは名古屋でした。

元々保護猫になりかけたとうふを、私が引き取ったのです!

私は全国に支店がある大手のスポーツクラブに新卒で入社しました。

1年目は実家の大阪から通える兵庫のクラブで働き、

2年目に転勤で名古屋に引っ越しました。

引っ越したマンションが1LDKのペット可でしたが、

当時は全くペットを飼う予定はなかったです。

引っ越しシーズンの4月に引っ越しで、

良い物件がなく職場から一番近い物件が偶然ペット可だったのです。

半年ほど経った日に、スポーツクラブの会員さんから、ある相談を受けました。

猫を飼っている近所の方が入院することになり、

猫を飼えなくなったので、新しい飼い主を探している

元飼い主が80歳近い老人で、入院が決まりとうふを飼えなくなったのです!

会員さんは80歳の方と近所付き合いがあり、

近所や知り合いや色んな人たちに頼み込んだけど、

誰も引き取ってくれる人がいなくて、

最終的にスポーツクラブのスタッフに相談したのだと思います。

その会員さんは、私の店舗に通う常連さんで、

私がペット可の物件に住んでいたことを思い出して私に頼み込んできたのです。

私は「今後転勤で名古屋にずっといれるかわからないので難しいです」と断りましたが、

かなり粘られました。

なので、私は「私以外の方をもう一度探して、見つからなかったら考える」と言って一旦は終わりました。

その時は、猫の命を最後まで責任持って、見守る決心が出来なかったのです。

今後転勤するかもしれない。

転職で他の会社で働くかもしれない。

自分のキャリア形成を考えたら、猫ちゃんを飼っている余裕はないと思いました。

しかし、猫が可哀想なので何か方法がないか色々調べていたら、

行き場のない猫ちゃんが殺処分される記事を発見しました。

もし、猫ちゃんも私が引き取らなかったら、最悪殺処分されるかもしれない!

と思い、猫の飼い方をめっちゃ調べました!

すると、「猫を飼うのにぴったりな人」という記事を発見した覚えがあります。

猫を飼うのに適している人

・旅行が趣味ではない

・家にいることが多い

・掃除好き

カズさんの特徴

・長期的な旅行に行かない

・ほとんど家にいる

・掃除大好き

私は猫を飼うには最適な人間性だったのです笑

私は飼い主が見つからなかったら、猫を引き取る決断をして職場に向かいました。

案の定、誰も引き取り手が見つからず、会員さんは私に頼み込んできました!

私は「最後まで責任持って飼います」と言って猫を引き取ることにしたのです。

それがとうふとの出会いです。

ちなみに「とうふ」の由来は前の飼い主から名前を聞くのを忘れて、

職場の方に名付けてもらったのが「とうふ」です!

白いお豆腐みたいという理由です笑

とうふとの暮らし

とうふは最初かなり人見知りを発揮しました。

2日ほど私が近くにいくと逃げ回っていましたが、

3日目から嘘みたいに甘えてきました笑

家にいるとは常に私の脚の上や近くに必ずいたと思います。

職場の同僚が家に来た時は、隅っこに隠れていましたが、

職場の同僚が帰ったら、私に思いっきり甘えてきました笑

やきもち発動したのかな!

※飼い主の脚の上でくつろぐとうふ

※飼い主の脚の上で寝るとうふ

東京に引っ越し後、一度死にかける

名古屋から東京に引っ越し後に、

とうふは一度生死をさまよったことがあります。

私は将来のキャリア形成を考えて、スポーツクラブを退職。

そして、東京のWEB系ベンチャー企業に転職しました!

名古屋から東京に引っ越しする前に、

とうふに負担が掛からないように出来る限りのことをしました。

というのも、

とうふは最初、私の家に来た時に2日ほど何も食べませんでした。

猫は環境の変化にとても弱い生き物です。

私の家に慣れるまでは、かなりのストレスだったと思います。

・早いうちからとうふ用のバッグに慣れされる

・徐々に引っ越しの準備をする

・とうふの私物を引っ越し先でも使う

東京に引っ越しを終えて初日は今まで通りえさも水も飲んでくれました!

しかし、3日目くらいから何も食べなくなったのです。

引っ越しのストレスかなと思い、最初は様子を見ました。

しかし、全然ご飯を食べてくれないのです。

幸いにも、大好きなチュールを食べてくれたので、

ホッとしたのを覚えています。

しかし、次の日からチュールも食べなくりました。

私は「さすがにやばいと思い」病院に連れて行くことにしました。

動物病院は家から自転車で3分の場所にあるので、すぐに行けます。

動物病院で診てもらうと

腎臓と肝臓が悪い

と老猫によく見られる数値だったのです。

私は思わず先生に質問しました。

カズ
カズ
引っ越しのストレスで悪くなったのでしょうか?
先生
先生
それも一部考えられるけど、元から腎臓や肝臓は悪かったと思う!

カズ
カズ
でも名古屋にいた時は毎日えさもたくさん食べていました!
先生
先生
引っ越しをしていなくても近いうちに食欲がなくなっていたと思う!猫は自分の病気を隠すのが上手いからね!急に体調を崩すことがあるんだよ!

さらに追い打ちで

先生
先生
今回の腎臓と肝臓の数値はかなり悪い!いつ死んでもおかしくない数値だ

と私に辛い現実を突きつけてきたのです。

私は家に帰って絶望したのを覚えています。

・これから転職先で上手くやっていけるかわからない

・とうふの治療費を安定的に稼げるのか

・とうふはもう死ぬかもしれない

とうふの死について考えていました。

しかし、3日ほど経って、とうふは普通にエサを食べるようになったのです。

今まで全くエサを食べなかったのに、

めちゃくちゃえさを食べました笑

この時ほど嬉しかったことはありません。

本当に嘘みたいでした笑

ただ、腎臓と肝臓が悪いのは変わりないので、定期的に通院が必要です。

お別れを一度覚悟しましたが、無事にいつもの生活に戻れて良かったです。

突然のお別れ

1度体調を崩してしまいましたが、何事もなかったかのように復活。

定期的に動物病院に通っていましたが、とても元気に過ごしていました。

毎日飼い主の脚の上に乗ってくる

ずっと飼い主の近くから離れない

家にいる時はずっととうふと一緒でしたね笑

しかし、1年3ヶ月ほど経った2022年8月17日

私は夏季休暇明けで、

かなり仕事が立て込んでいたと思います。

私が仕事をしている時、

とうふは突然、部屋の隅っこにいき、

今まで聞いたことがない低い声で鳴き出したのです。

そして、急に自力で立てなくなりました。

私は仕事をしていたので、仕事が終わるまでとうふの様子を見ていました。

しかし、ずっと部屋の隅から動かないのです。

仕事が終わる直前、とうふがいつものように私の脚の上に乗ってきました。

かなり脚が震えていましたが、私に甘えたかったのだと思います。

私は仕事中でしたが、10分くらいナデナデしてあげて、

とうふは満足そうに私から離れました。

すると、とうふは床に寝そべって、瀕死の状態になったのです。

私は仕事が終わる直前でしたが、

急いで病院に向かいました。

先生
先生
血液検査をしましたが、原因がわからない。腎臓も肝臓も数値がかなり良くなっているのに!

とうふは原因不明で体調を崩したのです!

先生
先生
内臓の数値は良いので入院すれば助かる見込みはある!

とうふは点滴をするため入院することになりました。

私はこの時、1年前のとうふが体調を崩した時を思い出して、

とうふはきっと良くなる!

と信じていました。

2022年8月18日10時30分

動物病院から突然電話が掛かってきました!

先生
先生
とうふちゃんが発作を起こして、かなり危ない!今から病院に来れますか!

私はその時、仕事で朝やるべことに追われてかなり忙しかったですが、

すべて放棄して動物病院に向かいました。

動物病院に行くと、とうふはかなり危ない状態でした。

次の写真は閲覧注意です。

私はとうふを見た瞬間お別れを覚悟しました。

私はとうふの頭をナデナデして、

とうふの目を見つめていましたが、

私が到着して15分後とうふは旅立ちました。

私は今まで人前で泣いたことがありません。

しかし、この時は勝手に涙が出てきて、

動物病院の先生や看護師の目の前で泣いてしまいました。

マスクの中は大量の鼻水が流れていたと思います笑

大切なペットの死

大切なペットが死ぬのはとても悲しいですよね!

私は、やばかったです!
※語彙力すいません

1日中泣いていたと思います。

私の場合、

Twitterやインスタのフォロワーさんにたくさんコメントを頂き、

無事に立ち直れました。

皆さんに感謝です!

ありがとうございました。

また、動物病院の先生も、

最後までとうふの看病をしてくれてありがとうございました。

一人だと、立ち直れていなかったかもしれません。

今後ペットロスを経験するかもしれませんが、

とうふのスペースをちょっとずつ片付けて、

新しい生活の準備をする予定です。

動物病院の合計費用

TwitterやYouTubeで動物病院の費用についてDMで聞かれることがあったので、

最後に公開したいと思います。

東京に来て1年以上動物病院に通ったレシートです。

念の為全て保管していました!

金額を合計してみると

278,886円(税込)

1年間で約30万円近くですね!

とうふはあまり詳しくお伝え出来ていませんでしたが、

・腎臓と肝臓が悪い

・12歳の老猫

・月に1回の定期検診が必要

・腎臓食を病院から買う

という状態でした。

結構な金額ですが、

とうふ通院費用も予算に入れていたので、

なんとか生活のやりくりも出来ていましたね!

老猫を飼う大変さ

老猫を飼うのは大変だと言われていますが、

私は全く大変ではなかったです!

むしろ、とうふの世話が大好きでした。

老猫の中には、自力でトイレに行けなかったり、

えさも食べられなかったりします。

とうふは元気な猫ちゃんと一緒で、

一人でなんでも出来ました。

とうふの世話一覧

・えさを与える

・トイレ掃除をする

・水を与える

・抜け毛の掃除

・ブラッシング

・歯磨き

・猫の構ってアピールに応える

とうふはたまに餌を吐いていましたが、

何もないところに向かって吐いていたので、

掃除はとても楽でした。

ペットを飼うと大変なのは掃除量が増えたことくらいですかね!

どうしてもペットは抜け毛が凄いので、

毎日掃除をしないと床に大量の毛が落ちます。

私は1日2回〜3回コロコロをして、

毎日掃除機もかけていました。

ただ、掃除は大好きなので、全然苦ではなかったです。

無理やり、苦痛だったことをあげると

私がご飯を食べている時のうんこですね笑

どうしても1Kで部屋が狭くて、

とうふと部屋が一緒なので、

猫のトイレと近くなってしまいます。

とうふは朝晩と決まった時間にうんこをすることが多いですが、

たまに違う時間にうんこをして、

私の食事と被ることがありました笑

猫ちゃんがうんこをした時は、少し匂うので、

すぐに回収が必要です笑

それも楽しみながらやっていましたが、笑

ペットを飼う際の心構え

ペットを飼う=大切な家族になることです。

もし、その覚悟が持てないなら、飼わない方がペットにとっては良いかもしれません。

私は何とかとうふの旅立ちまで責任もって見守れました。

しかし、動物が病気になると、お金が掛かり、弱っている姿を見てメンタルもやられます。

「可愛いからペットが欲しい」「ペットに癒されたい」という気持ちはとても理解できます。

しかし、ペットは毎日のトイレ掃除、餌やり、体調管理をしなければいけません。

病気になるとお金も掛かります。

猫や犬は、10年以上長生きします。

コロナ禍でペットを飼う家庭が増えていると言う記事が出ていました。

その一方で、捨て犬や捨て猫が増えていると言う記事もあります。

あまりにも無責任です。

一時の感情でペットを飼ってはいけません。

ペットは私たちに最高の癒しを与えくれる家族ですが、

計画性なくペットを飼うと、ペットを不幸にする可能性があります。

少なくともペットと10年くらい過ごす生活を計画した上でペットを飼うようにしましょう。

【PR】早起きと朝活で人生が変わる!