就職活動において面接は避けることが出来ません。たった10分ほどの面接で面接官に自分をアピールする必要があります。
面接中に『緊張で伝えたいことが言えなかった』これほど悔しいことはありません。せっかく志望理由や長所、学生時代に頑張ったことなど準備してきたのに緊張によって全てが終わる。
私は一番最初の採用面接が、第一志望の会社でした。面接に向けてめちゃくちゃ練習したのに、本番の採用面接にて、緊張で自分の言いたいことが言葉で表現することが出来ない状態に陥って結果不採用でした。
周りの友達の誰よりも早く準備をして、たくさん練習したのに緊張で何も出来ずに不採用だったので、私の就活は挫折から始まりました。
私は第一志望の面接に落ちた後、徹底的に面接で自分の力を発揮する方法を考えました。そして、面接で緊張せずに自分の力を発揮する方法を3つ思い付きました。
もちろん、多少緊張感はあります。しかし、適度な緊張感があった方が自分の力を最大限発揮することが出来ます。
挫折から始まった私の就活ですが、私は乗り越えて自分が入社したい企業の内定を取ることが出来ました。
就活生で面接が上手くいかないと思っている方は是非最後まで読んでください。何かしらのヒントが見つかるかもしれません。
就活の面接で緊張しない方法:その1
面接の練習を誰かとする

私は面接に向けてめちゃくちゃ練習をしましたが、鏡の自分に向かってずっと一人で練習をしていました。友達や大学の先生にみてもらうのが恥ずかしかったからです。
鏡に向かって話すと、表情の確認が出来るので良い練習になりました。しかし、一人で話しているのに違いはないので、本番の面接では緊張を生んでしまいます。
もちろん、あまり緊張しない方は鏡を見て練習や面接で伝えたいことを覚えるなど一人で練習するだけでも本番の面接で戦うことが出来ます。しかし、私はそうではなかったのです。
私が第一志望の面接に落ちた後、同じ就活中の友達と真剣に練習をしました。最初は恥ずかしさもあってふざけたりしていました。しかし、適度な緊張感があり、一人で練習するのとは違う雰囲気を経験することが出来て本番の面接にとても生かせました。
もし、友達と練習するのが恥ずかしいという方がいたら、学生向けのハローワークや大学のキャリアセンターの講師に練習を見てもらうのも一つの選択肢かもしれません。
しかし、キャリアセンターやハローワークの講師たちの中には上から目線で話し方や表情を否定してくる方もいます。そのような講師の意見を素直に受け入れる必要はありませんのでご安心ください。あくまで誰かと練習するのが目的なので、取り入れた方が良い助言は取り入れて、どうでも良い意見は無視しましょう。
就活の面接で緊張しない方法:その2
面接の場数を踏む

私は場数を踏む前に最初の面接が第一志望の企業で失敗しました。就活の面接はある程度経験すると、面接官の質問や面接の雰囲気に慣れてきます。
私は1社目の面接でめちゃくちゃ緊張したのに、2社目からは適度な緊張感で面接に臨むことが出来ました。
私は4社目に『どうしても入社したい会社』の選考にエントリーして2社目、3社目は企業には失礼ですが、練習として選考に挑みました。
もちろん、「4社目の本命が落ちた時に入ろうかな」という保険も兼ねてです。
数を経験した後の面接は自分の力を思う存分発揮することが出来ました。
『緊張で言いたいことが言えない』あの時の自分はどこにいったのか!
結果的に今働いている会社が、その4社目の企業です。
みなさんも第一志望面接の前にスケジュールを上手く調節して、別の選考を入れることをオススメします。
面接を経験することで、必ず慣れてきます。
就活の面接で緊張しない方法:その3
口の中を潤す
緊張している時口の中が乾いているのはご存知でしょうか?
口が臭くなるのは唾液量や口の中の水分が少ないのが原因です。
解決する方法は簡単で水を飲むことです。
社会人の私のルーティンとして、大事なプレゼンの直前やクレーム対応前に必ず水を飲みます。そうすることで緊張が和らぐからです。
しかし、第一志望の面接時の私は口の中が乾ききっていました。おそらく口臭もしたでしょう笑
みなさんも緊張しているなと思ったら、口の中が乾いているかもしれませんので水を飲んでください。
もし、面接中に口が乾いてきたら、舌を回してください。そうすると唾液が出てきて口の中が潤います。
きっと良い企業が見つかる
私は「この会社に絶対入社したい」と思い、面接に挑みましたが不採用でした。不採用通知が来た時は3日ほど落ち込みました。落ち込んでいる中でエントリーしていた企業の選考が進んでいきます。
面接に落ちた時自分の働きたい業界の視野を広げることにしました。大企業だけではなく、中小企業やベンチャー企業など探せばたくさん出てきます。いろんな企業情報を確認していると魅力的な企業も必ず出てきます。
『この企業に必ず行きたい』と思うことは良いことです。しかし、結果的に見える世界が狭くなったり、面接に落ちた時のメンタルの回復に時間がかかります。
内定がもらえなかったら「あの会社は見る目がなかったな」とポジティブに捉えましょう。
きっと、あなたのことを評価してくれる企業が見つかるはずです。