毎日頑張っている皆さんへ
私はまだ社会的に成功を掴み取った人間ではありません。
社会的に成功とは『裕福な生活を手に入る』や『市場価値の高い人間なる』など意味合いは多義に渡ります。
私は市場価値の高い人間になるために勉強や読書、副業などを毎日朝の出勤前や隙間時間を見つけて取り組んでいます。
始めは資格勉強に始まり、気がついたら読書をして副業をするという生活を社会人3年目になってスタートしました。
しかし、半年経っても『全く勉強の成果も出ない』『副業収入は0円』とまだまだ成功とはかけ離れています。それでも毎日あきらめずに継続して取り組んでいます。
普通の人だったら挫折しそうな日々ですが、私はあることを知っているので毎日継続することが出来ています。
あなたは、『毎日自己研鑽している』それだけで素晴らしいことです。一般的な社会人は休日の楽しみのためだけに働き、会社後の自由に使える自分の時間をいつも無駄にします。しかし、自己研鑽を継続して成果が出ないと楽しくなくなったり、挫折して継続することが困難になるかもしれません。
今回は毎日頑張っているのに成果が出ない方にある考えた方をお伝えします。この考え方を知っているだけで人生が良い方向に好転します。
物事には変化するタイミングが存在する

例えば、水は何度で沸騰しますか?
当たり前ですが100度です。
では、99度だったら沸騰しますか?
答えはNOです。
つまり、物事には必ず変化するタイミングが存在します。これを臨界点と言います。
カッコ良く言うとクリティカルポイントと言っても良いでしょう。
勉強で例えると、3ヶ月毎日頑張って勉強をしてるのに全く成果が出ない。
これを水の温度に例えるとまだ30度くらいの状態です。まだ沸騰するのに70度足りてないのに、それは成果が出るわけがありません。
臨界点に達して初めて成果が目に見えて出てきます。それなのに「頑張っても成果が出ない」「努力しても結果が出ない」と言って継続するのをやめる人たちを私は過去にどれだけ見てきたか!
この臨界点を知っていたら、「まだ沸騰する温度に達していないからもっと努力しよう」と継続することが出来ます。
努力の成果を感じた体験

私が最近努力の成果を感じた体験は簿記3級の試験勉強をしていた時のことです。「会社の数字が読めるようになたりたいな〜」という理由で簿記3級の勉強始をめました。
大学が文系出身で4年ほど数字に触れていない状態で、いきなり数字の勉強をすることにとても勇気を出したのを覚えています。
最初は『仕入』『現金』『買掛金』など仕分けがあって、『資産』『費用』『負債』など借方貸方の分け方を覚えてと順調に勉強していました。しかし、簿記3級最初の関門である『売上原価』の解き方が当時の私にとって全く理解が出来なくて急に勉強のペースが落ちたのです。その後も『減価償却』『経過勘定』など数字が苦手な私にとって難しい問題がたくさん出てきました。
解いては忘れて解いては忘れての繰り返しでしたが、2ヶ月ほど勉強を諦めずに継続していました。仕事の前や休日など時間を見つけては簿記の問題を解いてとほぼ毎日簿記のことを考えていました。すると3ヶ月後、過去問でほぼ満点の点数を取ることが出来たのです。
この時の私の臨界点は簿記の勉強を初めて約3ヶ月後です。仕分け問題がほとんど解けるようになって損益計算書や貸借対照表などの問題をミスすることなく解けるようになりました。
簿記3級では仕分けをして損益計算書や貸借対照表を解く問題の流れがあるので、仕分け問題を解けるようになると自然と高得点を取ることが出来るのです。この状態に持って来るのに私は3ヶ月掛かりました。
もちろん、勉強効率が良かったり、元々数字が得意なの人はもっと早く臨界点が訪れるでしょう。
ちなみに98点で簿記3級は見事合格しました笑
あきらめずに継続することが大事
簿記勉強の場合は約3ヶ月で臨界点に達することが出来ましたが、もっと長く時間がかかることもあります。
私の今頑張っている副業も半年やっても全く成果が出ません。しかし、全く挫折することなく継続出来ているのがいつか必ず臨界点に達することを知っているからです。
毎日継続しているのに成果が出ないと辛いこともあります。その人間の心理をついたのが『短期間で痩せるダイエット方法』『誰でもすぐに10万稼げる副業』など楽して欲しいものを得ることが出来ますよとアピールした商材や情報です。
私は、実際に関わったことがないので否定は出来ませんが、少なくともダイエットは短い期間では成功しません。なぜなら自分が減量を経験してダイエットの辛さを理解しているからです。
楽な道に逃げたい気持ちもわかりますが、『地道な道こそ王道です』毎日コツコツと継続するしかないのです。
面白いことに一度、臨界点に達すると見える世界がガラリと変わります。
今日も成果を出すために私は毎日継続します。