まずこの記事を書く前提として私の一個人としての好きか嫌いかの話なので結婚式を全否定するわけではありません。
私は過去に一回結婚式に参加してもう行かないと決めました。『結婚式が苦手』というだけです。なので、「結婚式が大好き」「花嫁のウエディングドレス姿が好き」という言っている人が間違っているとは思っていません。
しかし、世間一般的に結婚式は誘われたら行くべきという慣習を捨ててもいいのではと思い今回の記事を書きます。
結婚式に行かなくても良い理由:その1
結婚=幸せという価値観が古い
人それぞれ幸せの価値観が違うのに、まだ結婚=幸せという価値観が残っています。確かに結婚という他人同士が繋がる特別な状況は幸せの状態かもしれません。しかし、結婚をしてなくても幸せに生きることは出来ます。
以前結婚式に参加した時に司会者が「今二人は幸せの絶頂にいます」と結婚が1番の幸せかのような言い方をしていました。私はこの時、じゃあ独身の人は不幸なのか?と疑問に思いました。
まさに結婚=幸せという価値観が残っている典型的な結婚式です。周りの独身者も「私も早く結婚したい」とボソボソ言っていましたが、私からするとウェディング業界のセールスに踊らされているだけです。
幸せの価値観は自分が幸せかと思っていることが大事です。私は愛知に転勤してきて友達が誰一人いません。休みの日はほとんど一人で過ごしています。周りから見ると「寂しそう」「可哀想」と思われる状況です。しかし、私は今の状態がとても幸せです。
一人の時間を使って勉強や読書、副業などの自己研鑽が無限と出来るので友達がいなくても毎日充実しています。
周りからは不幸と思われることも自分が幸せと思っていれば、それが幸せなのです。
新郎新婦が幸せに感じていることは素晴らしいことです。しかし、その価値観を他人に押し付けるような結婚式が私はおかしいと思いました。
結婚式に行かなくても良い理由:その2
ご祝儀が高い!
結婚式のご祝儀がいくらかご存知でしょうか?
3万円です!!
3万円あれば、高級レストランや自分へのご褒美に使えますよね?
口が悪いかもしれませんが、結婚するのは彼らが勝手にやっていることです。
そして、会場に呼んで私たちに3万円もらって祝ってもらう。
招待された側はゲストなのに逆にお金を支払うシステムっておかしくないですか?
まあ百歩譲ってお祝いの気持ちということで仕方ないのですが、、
費用が高いにもかかわらず、内容がつまらないのも結婚式です。
例えば、新郎新婦のお互いに違う友人、家族、職場の人など様々な年代の人が集まる中で、出し物を披露します。その中で全員が面白いと思う出し物をするのはとても難しいです。
新郎新婦どちらか一方が笑う身内ネタや頑張っている感満載のダンスなど見ていると早く帰りたくなってきます。出し物を披露する人はこの日のために一生懸命練習してきたので、バカにするつもりはありません。ただ、結婚式の構造がこのような事態を生んでしまっているのです。
結婚式に行かなくても良い理由:その3
永遠の愛なんて存在しない
永遠の愛を誓うことは難しいです。
夫婦になって老後まで一緒に過ごすことは素晴らしいことです。しかし、今は離婚することが当たり前の時代です。私の知人も結婚して、数ヶ月、数年後に離婚した話を聞きました。
人の価値観は変わります。「昔はもっとやさしかった」「私より今は仕事が大事なのね」と価値観の違いを感じることは日常生活であるでしょう。これは当たり前のことです。
生きていれば、ひとの価値観はアップデートされていきます。この価値観の違いを受け入れらず、離婚するケースが後を絶ちません。
神父が「永遠の愛を近いますか」と言っても時間が経つと『愛』そのものがなくなっていることもあります。もちろん結婚後もずっと仲の良い夫婦はいますが、大抵の夫婦はそううまくいきません。
永遠の愛を誓うから変化した時に嫉妬や執着が生まれるのです。
断る勇気も大切!
結婚式が大好きという人を否定するつもりはありません。私も結婚式は素晴らしいことだと思っています。しかし、周りが結婚式に行くから、同調圧力を受けて仕方なく行こうとしている人がいたら、勇気を出して断ってもいいのです。
結婚式で祝わなくても違う形で、個人で祝えばそれだけも相手は喜ぶと思います。
周りの目を気にして自分に嘘をつく必要はありません。自分が行きたいと思えば行けばいいし、嫌だと思ったら行かなかったらいいのです。