社会人1年目は昨日まで学生だったのに、
急に社会人になり、様々な環境の変化を経験します。
学生気分が抜けない方も多いと思います。
私は現在、社会人5年目ですが、
社会人1年目は辛かった経験をたくさんしました。
社会人1年目で同期も70人ほどいましたが、
みんな何かしら辛い経験をしていたので、
辛い経験をしているのは、
「私だけではない」と思い、安心した覚えがあります。
社会人1年目に、ほとんどの人が辛い経験をします。
なので、今回は社会人1年目が辛いと思う瞬間を10個お伝えします。
辛いと思う瞬間の対処法もお伝えするので、
是非参考にしてください!
社会人1年目で辛いこと「人間関係編」
仕事の満足度において、人間関係はとても大事ですよね。
社会人1年目は人間関係の何が辛いのか見ていきましょう!
一から人間関係を作る必要がある
大学の友達と一緒の企業に就職することは、ほとんどありません。
そのため、同僚や上司含めて、全て一から人間関係を作る必要があります。
最初は、「どんな人なのか」「自分と相性が良いのか」など見極める期間もあるため、
腹を割って話せないと思います。
仕事で辛いことや不満を共有出来る仲間がいないと、結構辛いです。
また、一番話せる同僚と同じ部署や支店に配属されないと、寂しさを感じるかもしれません。
私は入社時、素を隠して職場に溶け込むことから始めましたが、
素の自分を出した方が楽なことに気づいて、
徐々に人間関係を作っていきました。
上司と年齢が離れて話しが合わない
私は運よくそこまで年齢差のない上司でしたが、
同僚の中には20歳以上年齢が離れた方が上司になり、
雑談する際に何を話せば良いかわからなかったそうです。
上司との関係は、仕事以外に共通の話題があれば、
お互い打ち解けて来るものですが、
上司と雑談出来ない場合、中々距離を縮めるのが難しいと思います。
同僚は、上司が話しかけても興味のない話題が多く、笑って誤魔化すことが多かったようです。
おそらく、上司が気遣って同僚に話しかけてくれたと思うのですが、
年齢差があると、中々距離を縮めるのは難しいのだと思います。
上司が仕事に厳しい人
上司ガチャという言葉あるように、
配属先の上司によって、会社での働き方が大きく変わります。
仕事でミスをしても、あなたのミスをカバーしてくれる上司だったら、
のびのびと仕事が出来ると思います。
しかし、仕事に厳しい上司は、1回1回ミスをしたら、必ず怒ってきます。
新入社員は怒られるのが嫌で、思い切って仕事ができずに仕事が辛いと思うようになります。
もちろん、仕事でミスをしたら、上司が指導するのは大切ですが、
社会人1年目の新入社員は社会に出たばかりなので、
彼らはミスをして当たり前という前提を上司は持っていないといけません。
仕事に厳しい上司は自分の仕事のレベルを基準にするので、
社会人1年目の新入社員は、当然上司のレベルに達している訳がありません。
そのため、毎日仕事で怒られるのが当たり前になる新入社員も出てきます。
会社の人間関係から逃げらない
大学生の時は、サークルに苦手な方がいたら距離を置けましたが、
社会人になると、簡単に人間関係から逃げられません。
週5で働くので、毎日顔を合わせる必要があるのです。
苦手な人と毎日顔を合わせるのは辛いと思います。
実際、私も性格が全く合わない社員と毎日顔を合わせるのは、
かなり辛かったです。
また、会社内でのウワサはすぐに広まるので、
気まずいウワサが広まったら、かなり働きにくいと思います。
苦手人とは必要最低限のコミュニケーションを心がけるようにしておきましょう!
社会人1年目で辛いこと「職場編」
職場の雰囲気も働きやすさに直結します。
空気が重たい会社もあれば、明るい雰囲気の会社もあります。
私は運よく職場環境でそこまで辛いと感じた経験はありませんが、
同僚はかなり辛い経験をしているので、お伝えしたいと思います。
職場の空気が重たい
・私語厳禁
・上司が怖い人
・仕事のミスが許されない
・残業が当たり前の会社
このような会社は、職場の空気がかなり重たくなります。
以前働いていた私の職場は全国に支店があり、
支店によって、職場の雰囲気はかなり違いました。
例えば、私の働いていた支店は、私語は当たり前で、結構明るい職場でした。
一方で同僚の働いてた支店は、私語厳禁で、事務所はパソコンのキーボードを叩く音か、上司の怒鳴り声しか聞こえなかったそうです。
空気が重たい職場で働くと、仕事に集中出来ずにミスが目立ち、
そのたびに上司に怒られたと同僚は言っていました。
同僚はその環境に耐えられなくなり、人事に相談して、
最終的に多店舗へ異動してもらったそうです。
定時で帰りづらい雰囲気
社会人1年目は上司に比べると、そこまで多くの仕事がないので、
最初のほうは早く帰れます。
しかし、職場によって「残業が正義」の会社があり、
定時で仕事を終えても帰りづらい雰囲気があるようです。
・残業する人はえらい
・上司が仕事を終えるまで帰られない
・定時で帰るなら他の社員の仕事を手伝え
という謎の慣習がある会社も未だにあります。
仕事後の自分の時間が作れないので、
辛くなって当たり前ですね、、
社会人1年目で辛いこと「仕事編」
最後に仕事で辛いことをお伝えします。
社会に出ると、理不尽なことがたくさんあったり、覚えることがたくさんあります。
では、社会人1年目は仕事でどんなことが辛くなるのでしょう!
ビジネスマナーが多過ぎて辛い
・言葉遣い
・上座・下座の席次
・電話対応
・名刺の受け渡し方
・ビジネス文書
・電話応対
社会に出たばかりなのに、社会1年目の社員は、
仕事の業務以外にビジネスマナーを覚える必要があります。
正直どうでも良いマナーもありますが、
ビジネスマナーに厳しい上司もいるので、
基本はしっかり覚えないといけません。
私は電話が苦手で最初の電話応対のマナーに、
かなり苦労したのを覚えています。
ビジネスマナーは新入社員研修で習うだけですが、
配属先の上司は「出来て当たり前」のような接し方をしてくることもあります。
ビジネスマナーは日常の業務で実践的に覚えるので、
最初は出来なくても良いです。
上司に怒られても、無視で大丈夫です!
仕事の責任が重たい
アルバイトは仕事の責任を持つことはほとんどありませんでしたが、
社会人になると、仕事の責任を負う必要があります。
これも上司次第の部分が大きいですが、
いきなり、能力以上の仕事を振ってくる上司もいます。
当然、その分、仕事の責任も重いです。
・ミスしたらダメだ
・成果を出さないといけない
と責任の重い仕事は、精神的な負担が大きいので、
辛く感じてしまうことがあります。
自分の仕事がキャパを超えていた場合は、
迷わず上司に相談するようにしましょう!
暇すぎて辛い
逆に社会人1年目は、暇すぎて辛いと思う方もいます。
ちなみに、これは私が経験しています(笑)
配属された支店で、最初は何もやることがなくて、
自分から色々と仕事を探していました。
私の場合、上司が異動の関係で最初いなかったので、
仕事の指示が出来る人間がいなかったのです。
自分から仕事を探しても、暇な日があり、
「まだ10分しか過ぎていないのか」と
時計の針ばかり見て仕事していたと思います。
最終的に新しい上司がやってきて、
鬼のように仕事が振ってきたので、良かったですが(笑)
暇過ぎるのは、ある意味辛いので適度に忙しい方が良いかもしれません!
雑用が多すぎる
暇よりも仕事がある方がマシですが、
社会人1年目は雑用が多い傾向にあります。
早く出世したいと思っている方は、
もう少しやりがいのある仕事が欲しいと思う方もいると思いますが、
最初は雑用を丁寧にやることが、責任のある仕事に繋がってきます!
・掃除を丁寧にやる新入社員→◯
・適当に掃除をする新入社員→✖️
あなたが上司なら、どちらに仕事を任せたいですか?
当然、前者です。
雑用の取り組み方ひとつで、あなたの信頼は変わってきます!
社会人1年目は雑用をすることが多いですが、
丁寧に仕事することで、やがて仕事を任されるようになります。
これは事実です!
社会人1年目で辛いこと「番外編」
社会人1年目は大きく分けて、
「人間関係」「仕事」「職場環境」で
辛い経験をしますが、それ以外にも辛い経験をするので、
番外編をお伝えします!
満員電車が辛い
朝の満員電車は辛いですよね。
大学生の時は朝の授業を避けて、
自由に時間割を取れることがありました。
しかし、社会人はシフト制ではない限り、
出社時間はどの会社員もほとんど一緒です。
そのため、朝の電車はかなり混みます。
私は社会人4年目で東京に転職して、
初めて東京の満員電車を経験しましたが、
かなり辛かったです。
夏場は地獄です笑
そのため、私は朝早く家を出て、
普通電車で時間を掛けて出勤しています。
満員電車で体力を消耗するくらいなら、
早起きして、優雅に出勤した方がストレスなく会社に行けます。
給料が思ったより少ない
社会人1年目になると税金の重たさを知ることになります。
住民税が引かれないだけまだマシですが、
所得税、社会保険料、雇用保険と給料20万円近くもらっている方でも、
差し引かれて手取り、17万円くらいになると思います。
2年目も給料が変わらなかったら、そこに住民税が追加されるので、
手取りが1年目より低くなる現象が起きてしまいます。
社会人1年目の方は、初任給でたくさん遊ぶつもりでも、
一人暮らしをしていたら、そんなに遊べません。
生きるので精一杯だと思います。
私たちの税金は源泉徴収で給料から天引きされていますが、
どれくらい税金が引かれているのかは、必ず確かめましょう。
税金の重みを知ることで、色々勉強に繋がってきます。
仕事が辛いと思った時の対処法
社会人1年目は、環境の変化に適応出来なかったら、
メンタルが保てないかもしれません。
社会人はストレスと上手く付き合うことが大事になってきます。
上手くストレス解消が出来たら、
辛いと思っても乗り越えられるので、
最後に「仕事が辛い」と思ったときのオススメの対処法をお伝えします!
同僚や友達と悩みを相談する時間を作る
悩みがあるなら、誰かに相談した方が楽になります。
その悩みは、友人が既に解決しているかもしれません。
また、共感し合える相手がいることで、
仕事の辛さも、かなり軽減出来ると思います。
同僚をライバルだと思って、働くことも大事ですが、
相談できる同僚がいるのは、とても心強いので、
同僚を大事にしましょう。
月に1回お酒を飲みながら、愚痴を吐き出して、
ストレスを溜めないようことも大事です。
ちなみに、私は定期的に同僚とお酒ではなく、
一緒に筋トレしながら、ストレス発散していました笑
本で先人の知恵を借りる
すぐに同僚や友人と相談できる環境があればいいのですが、
なかなか同僚や友人と相談できない方もいると思います。
一人で抱え込むのは良くないので、
そんな時は今悩んでいることや辛いことに関する本を読みましょう。
あなたの悩みについて、先人たちが既に答えを見つけてくれているのです。
たった1,000円ちょっとの本を読むだけで、
あなたの悩みを解決できる方法を見つけられるかもしれません。
私も社会人1年目の時に、何度も本に救われました。
クレーム対応で悩んでいる時、人間関係が上手く行かない時など、
本から解決策のヒントを得たと思います。
また、読書はストレス解消効果があるので、
読書時間は定期的に作った方が良いです。
私が社会人1年目の時に読んで、
役に立った本をいくつか紹介しておきますので、
是非、参考にしてください!
※本当に辛い時に読んだら救われる本
※ほとんどの悩みが解決できるかもしれない本
※主人公の辛い気持ちに共感しながら運について学べる1冊
仕事後や休日に楽しみをつくる
仕事で失敗して上司に怒られたり、
仕事で成果が上手く出せないと、落ち込みますよね。
私も社会1年目は仕事が上手く行かず、落ち込んでいました。
仕事で落ち込んで、次の日に引きずるのは、良くないことです。
そこで、仕事後や休日に楽しみを作り、リラックス時間を儲けましょう。
お気に入りのお店でご飯を食べる、映画を見る、お菓子を食べる、筋トレをする
などあなたが楽しいと思うことであれば、何でも良いと思います。
私は、仕事で嫌なことがあったら、ドーナツを食べて乗り切っていました笑
仕事以外の世界(生きがい)を見つける
社会人は仕事が全てではありません!
もちろん、仕事を頑張ることはとても大事です。
しかし、「仕事人間」は仕事が上手く行かない時期が続くと、
立ち直れない可能性があります。
別の世界を持っていないので、「仕事が出来ない自分」を責めてしまい、
自己嫌悪に陥るかもしません。
一方で別に生きがいを持っていたら、
仕事が上手く行かない時期でも、別の世界を楽しんでいるので、
メンタルにも余裕が生まれるのです。
会社以外の世界は何でも良いです。
趣味、家族の時間、恋人との時間、ゲーム
仕事を生きがいにするのはとても素晴らしいことですが、
別の世界を持っていた方が、辛さを軽減できます!
スキルアップする時間を作る
会社で上司から怒られる理由に、
あなたの仕事のスキル不足が原因の可能性があります。
仕事に必要なスキルを身に着けると、
ミスの回数が減り、仕事で成果を出せるかもしれません。
また、スキルアップをしていることで、今の会社が自分に合わないと思ったら、
転職活動も上手くいきやすいです。
「自分はいつでも転職できる」と心に余裕があることで、
仕事の辛さが軽減されるので、スキルアップの時間は作った方が良いですね。
仕事に関する分野の勉強、読書など様々な方法があります。
1日30分はスキルアップの時間を作りましょう!
身体を動かす
普段デスクワークの方は必ず身体を動かす時間を確保しましょう。
身体を動かすことで、ストレス解消効果があるだけではなく、肩こりや腰痛の予防にもなります。
私は筋トレをしていますが、運動習慣のない方は軽く散歩からでも良いと思います。
ただ、最終的には筋トレをオススメします!
ストレス耐性がつくだけではなく、
身体が強靭になると、口先だけが達者な上司にビビらなくなります。
これは真実です笑
仕事で出来たことを褒める時間をつくる
人間は「失敗したこと」や「上手くできなかった」ことを反省する習慣はありますが、
仕事で出来たことは、見落としがちです。
たくさん仕事で新しくできたことがある中、一つのミスで落ち込むのは勿体ないです。
人間はどうしてもネガティブなことは鮮明に覚えてしまう傾向にあるので、
仕事で出来たことを振り返る時間を寝る前や仕事終わりに5分でも良いので作りましょう。
・見積書が作れるようになった
・電話対応が上手くできるようになった
・昨日ミスしたことを今日はできた
と些細なことでも大丈夫です!
仕事で出来たことを褒める時間を作り、
自己肯定感を上げていきましょう!
自分の趣味の時間は必ず作る
どれだけ忙しくても趣味の時間は確保しましょう。
趣味を楽しめなくなったら、メンタルが落ち込んでいると思ってください!
趣味はメンタルのバロメーターです。
趣味の時間はストレス発散になりますし、
仕事のことを忘れられます。
趣味がない方は、読書や散歩など
身近に出来る趣味で大丈夫なので、是非作ってみましょう。
社会人の趣味はあなたを仕事の辛さから救ってくれます!
休日に仕事のことを考えない
仕事で辛いことや失敗したことがあったら、
仕事以外の時間でも考えてしまいがちです。
私も社会人1年目の時、仕事で失敗したら、休日まで引きづっていました。
当然、休日まで仕事のことを考えているので、
あまりリラックスできない状態で、月曜日を迎えていました。
休日に仕事のことを考えても給料は発生しません。
ということは、考えるだけ無駄なのです。
仕事のことは仕事の時間で考えて、
休日は仕事のことを何も考えなくてよいです。
私はこの考えた方を身に付けて、
だいぶ心が楽になったのを覚えています。
辛すぎると思ったら、会社を辞めても良い
社会人1年目はたくさん辛いことを経験すると思います。
もちろん、たくさん辛いことを経験して
成長することもあります。
しかし、中には職場環境や人間関係が合わない、
そもそも仕事が合わないなどどれだけ頑張っても、
報われないことも出てきます。
3年は会社にいた方が良い
と言いますが、
3年間も嫌な職場で働くのは時間が勿体ないです。
今は誰もが転職できる時代です!
辛い環境に耐えるよりも
新しい環境に移った方が、やりがいをもって働けるかもしれません。
自分が本当に耐えられない環境だったら、その環境から逃げても良いのです。
辛すぎると思ったら、転職も視野に入れましょう!
初めての転職が不安な方は転職エージェントに相談するのも良いでしょう。
無料で転職のサポートをしてくれます!
転職のプロに話をするだけで、気持ちが楽になるかもしれないので、
良かったら活用してくださいね!
転職活動は誰でも無料でできます
※大手なので安心して相談出来ます!