私は新卒で大手サービス業界で働き、約3年間勤めました。とても充実した日々を過ごしていましたが、今後のやりたいこと挑戦したいことが明確化し社会人4年目に東京のベンチャー企業に転職することにしました。
転職活動は職務経歴書や履歴書を作成し、転職サイトの応募フォーマットを応募先の企業に送る必要があるのですが、その際に取得資格を記入する欄があります。
そこを白紙で出すのか、出さないのかで転職にどれくらいの差があるのかご存知でしょうか?
今回は私の転職活動の実体験をもとにみなさんにお伝えしたいと思います。
ちなみに私の取得資格は下記の通りです。
・簿記3級
・簿記2級
・英検2級
・衛生管理者第2種
・フィットネスクラブマネジメント技能検定3級
・フィットネスクラブマネジメント技能検定2級
資格は転職活動で有利なのか?
結論から伝えますと有利になります!
そもそもその資格がなかったら就職できない企業もあったり、自己研鑽をしっかりしている点で企業にアプローチが出来るのです。
私が取得した資格で最も評価されたのは簿記2級でした。簿記2級はしっかり勉強しないと取得が難しい資格なので、いくつかの企業は簿記2級を評価してくれました。
また、私が転職するweb業界はとても変化の激しい業界で常に勉強しないといけない環境にあります。職務経歴書や履歴書に取得した資格を記載することで継続的に自己研鑽が出来る人間とアピールも出来ます。
もちろん、読書や情報収集などの自己研鑽をするのは素晴らしいことですが、面接や面談をするまで人事が『あなたの頑張り』を知らない可能性があります。
しかし、取得した資格は職務経歴書や履歴書に記載出来るので、応募する時点でアピールが出来て書類選考は通りやすいと思います。
応募選考は10社中3社ほど通れば良いと言われいる中で、私は10社以上応募して半分以上は書類選考を通過していました。
面接の中でも資格勉強について聞かれたりして、しっかりとアピールする武器になったのを覚えています。
資格は必ずしも取る必要はない
実際私は転職活動で10社ほど面接を受けましたが、面接で資格について聞かれた企業は半分ほどです!他の企業は聞かれすらしなかったです笑
私は企業に『自己研鑽を継続出来る人材』とアプローチする手段として資格勉強をしていましたが、全く聞かれないのは少し悲しかったです。
もちろん企業の中には資格を見ている企業もありますが、ほとんどの企業がその人の人柄や企業との価値観の一致を面接で知りたい傾向にあります。
転職活動のための資格勉強はするな
私は『自己研鑽を継続出来る人材』とアプローチする手段として資格勉強をしていたと前述しましたが、あくまで結果論です。
簿記の資格を取ったのも会社の数値を理解したかったことやフィットネスクラブマネジメント技能検定を取得したのはその業界の知識を得たかったからです。
結果として、『自己研鑽を継続出来る人材』のアプローチになっていますが、資格を勉強している時に転職活動のことまで考えていませんでした!
資格を取得してから転職活動を始めることは素晴らしいことですが、その企業が資格を取得してからではないと入社出来ないのかしっかりと見極めることも重要です。
その時間を無駄にするかもしれません!
また、資格は教科書代や受験料などお金が掛かります。私は企業から受験料や教科書代は経費精算出来たので、ほぼ無料で資格取得できました。
もし、自己負担の場合は闇雲に資格を取得するのではなく、目的をしっかり決めて勉強するようにしましょう!
まとめ
資格勉強は取得することで、職務経歴書や履歴書に記載出来たり、自己研鑽が出来る社会人であることをアピール出来ます。
しかし、面接で『なぜその資格を取得しようとしたのか』と聞かれることもあるので目的を持って勉強するようにしましょう!
せっかく資格を取得しても『なんとなく取得しました』『勉強していた方がいいかなと思って』など曖昧な理由であれば、面接官はあなたに魅力を感じますか?
もちろん、勉強する姿勢は認めてくれるかもしれませんが、採用したいとは思わないでしょう!
資格勉強をすることは素晴らしいことです。しかし、転職活動をするための資格勉強をであればしっかり目的を持って取り組むようにしましょう。
時間を無駄にしてはいけません!あなたの時間は有限です!