インターンシップに行こうと思っていても意味あるの?と思っている学生も少なからずいるでしょう。
私も大学3年生の夏頃友人が何人かインターンシップに行くというのを耳にして何の目的もなく5社くらい参加しましたが、外れと当たりのインターンがありました。
大学3年生の夏頃はアルバイトや遊びで楽しんでいる中で、就活について何をしていいかわからない状態の学生は多いと思います。
もちろん大学3年生の夏休みは就活もなく単位もほとんど取得していれば充実した夏休みを過ごせます。しかし、ぼちぼち就活について考えないと4年生になった時後悔することもあります。
もし何をしていいかわからない学生がいたら、大学3年生の夏頃から出来る就活としてオススメなのがインターンシップです。
簡単に言うと、企業の仕事を学生が経験出来ることです。
しかし、何の考えもなしにインターンシップに申し込むことオススメしません。
今回は私がインターンシップに行った時の体験談を踏まえてインターンシップに参加することのメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んで自分自身がインターンシップに参加すべきかどうか考えてもらったら幸いです。必ずしもインターンシップに行く必要はございません。
インターンシップに参加することのメリット
私は1日または3日間の短期的なインターンや2週間ほどの長期的なインターンに参加しました。
インターンシップは主に学生の夏季・春季休暇期間に参加したので、学業には支障は出ませんでした。
インターンシップに参加するメリット
・無条件で一次試験に突破出来ることもある
・就活仲間が増える
・企業とのミスマッチがないか実際に体験出来る
無条件で一次試験に突破出来ることもある
これは実際に筆者が1日インターンに参加した企業で、一次のグループディスカッションを無条件で突破して二次の集団面接から参加する権利をゲットしました。
運良く第一志望の企業だったので、とても喜んだのを覚えています。
インターンシップに行くことで、直接人事部に自分の顔を覚えてもらえることが出来ます。
もちろん、参加者が多いインターンシップでは難しいですが少数の場合は人事部に自分のことをアピールすることも出来ます。
アピールし過ぎはよくありませんが、人事部に「この企業に興味がある」ことを感じてもらうことで、運が良かったらそのまま採用なんてこともあります。
筆者の友人は1ヶ月の長期インターンに参加して最終日に人事部と役員に呼び出されてそのまま採用だったそうです。
インターンシップ中に人事部がその人の性格や企業とのミスマッチがないか見ているのかしれません。
インターンに行くことで無条件で有利になることはありますが、必ずしもそうなるわけではないことは頭の中にいれておいてください。
筆者の場合、インターンに参加した5社中2社が無条件で1次試験突破でした。
長期インターンにも参加しましたが、そこでは何も起きませんでした。
2社に関しては短期的なインターンで無条件で一次試験突破です。
無条件で1次試験突破を目的にインターンに行った結果、何もなかったらモチベーションが下がるのであくまで「運が良ければ」程度に思っていた方がいいかもしれません。
就活仲間が増える
大学3年生の時に就活を考える学生は多くいません。私の周りの友人も「大学3年生はたくさん遊ぶべき」という考えを持った人がほとんどでした。
しかし、インターンシップに参加すると、就活について何かしら同じ考えを持った学生と出会うことが出来ます。
私の場合、5社インターンシップに参加して3人ほど連絡先を交換して就活について情報交換をしていました。
例えば、私の大学では自分が行きたい企業の情報が全くなかったけど、就活仲間の大学ではその情報がたくさん載っていることなんて多々あります。
「周りがまだ就活の準備をしていないから大丈夫」だと思っていたら、
いつの間にか遅れをとっているかもしれません。そうならないために、情報交換が出来る就活仲間を作るのもいいかもしれません。
企業とのミスマッチがないか実際に体験できる
企業のHPには仕事内容が魅力的に記載されています。
これは就活生に興味を持ってもらうため、どの企業もやっていることです。
しかし、HPの情報はいくらでも盛ることが出来ます。実際に私がHPを見て魅力だと思いインターンに参加してみると、HPの募集内容と全く違う企業もありました。
例えば「未経験大歓迎」と記載された企業のインターンに参加してみると、その企業の人事部が「出来れば経験者がいいんだよね〜」とボソッと言っていたのを耳にしたこともあります。
このように企業によっては表面上良い内容が記載されていても中身は全然違うこともあるので、インターンシップに参加することで見極めることも出来ます。
もちろん、HPの内容と相違のない企業もたくさんありますので自分が行きたい企業がそうでないことを確かめるためにインターンに参加することも大事かもしれません。
インターンに参加することのデメリット
・交通費や宿泊費の出ない企業の方が多い
・目的を持って参加しないと何も残らない
・交通費や宿泊費の出ない企業の方が多い
交通費や宿泊費の出ない企業の方が多い
私が参加した5社のインターンの中で交通費が出たのはわずか1社だけです。もちろん選考にも進んでない段階で、交通費や宿泊費を出す企業の方が珍しいです。
もし、自分の参加したい企業のインターンが遠方にあるならしっかり調べた上で参加した方が良いかもしれません。
また、給料もインターン中は出ません!2週間ほどの長期インターンに参加しましたが、無給で働きました。もちろん、給料が出る企業もあります。
給料が出ない企業は言い方が悪いかもしれませんが、「能力もない学生に仕事を経験させてあげているから感謝しろよ」という感じかもしれません。
確かに企業もインターンを開催するとと膨大な費用が掛かります。
それを考慮すると交通費や宿泊費を補助する方が難しいかもしれません。あくまで私の個人の見解ですが、、
目的を持って参加しないと何も残らない
大学3年生になって「就活に何をしていいかわからないから、とりあえずインターンに参加しよう」と思っている方がいたらオススメは出来ません。
たしかに、そこで自分が行きたい企業に出会える可能性もありますが大半は何も残りません。
むしろ、貴重な学生の休暇期間を無駄にしてしまう可能性があります。
インターンに参加することに意味があると思ってしまっている方がいたら、今すぐやめた方がいいです。
例えば私も大学3先生の時は就活に何をしていいかわからず、目的もなくインターンに参加していました。もちろん興味のある業種にも参加しましたが、最初の方は目的もありませんでした。インターンに参加することで就活をしていた気になっていたのでしょう。
最初はなんの目的もなく1週間のインターンに参加しましたが、地獄でした。「ちょっと楽しそう」こんな気持ちで参加したところ1日でやめたくなりました。
企業に迷惑が掛かるので、やめたい気持ちを抑えて1週間なんとか耐えましたが、、、笑
このような感じで何となく申し込むとやりたくない仕事を経験する無駄な時間を作ってしまいます。
この経験からインターンに申し込む時は「自分がやりたいことは何か」「自分にはどういう業種が向いているのか」をしっかり考えるようになりました。
また、「今回のインターンでこの業界で働くか見極めよう」「人事部にこの業界で長く働くこのメリットについて聞いてみよう」などしっかり目的を持って参加するようにもなったのです。
みなさんもインターンに申し込む時は闇雲に参加するのではなく、しっかりとした目的や事前に調べた上で参加しないと何も残らないかもしれません。
最後に
大学3年生の早いうちに将来を見据えるのは素晴らしいことです。大半の学生は目の前のことを楽しむことに夢中ですから!
私も大学のサークル仲間がインターンに参加するというのを聞いて、インターンに申し込みました。自分の意思で始めたのではなく、周りがやっているからというのがきっかけです。
自分の将来は自分で決める!
この当たり前のことを出来ない学生は多いと思います。筆者もそうだったように、周りの環境に合わせて将来を考えていた時期があります。
今の時代会社に入ることが全てではありませんが、就職をしようと考えている方がいれば、少なくとも大学3年生の夏頃から始めるのをオススメします。
インターンはあくまでその会社を知るきっかけに過ぎませんが、
運が良ければ就職したい企業が早期の段階で見つかる可能性もあります。